戦後60年で、働く女性の実状と取り巻く環境は何が変わり、何が変わらないのか―。働く女性のあゆみを振り返りながら、次世代の女性たちへメッセージを贈ります。

長年、女性の労働問題を研究してきた竹中恵美子（前ドーンセンター館長）が、
「働く女性の戦後60年」を5つの切り口から語った
ドーンセンターオリジナルビデオです。

１．働く主婦の時代の到来
雇用の女性化。結婚や出産までの一時的な通過点でしかなかった日本の女性の働き方が、敗戦後、大きく変貌しました。

２．女性雇用のあり方の変化
女性の雇用形態が多様化するとともに、女性が労働力の一翼を担うようになります。
“職場の花”から女性の戦力化へ。男女雇用機会均等法の成立、男女平等な条件、そして均等待遇を求めて・・・。

３．働く女性と保育・育児問題
戦後の青空保育所、共同保育、そして育児休業法の成立。更に、女性も男性も育児や介護を行いながら仕事を続けていくことのできる社会環境づくりをめざします。

４．日本の女性は本当に強くなったのか
女性の自立、自由度は高まってきました。しかし、子育て期に就業を中断するＭ字型就労、パートタイム労働、男女の賃金格差などの課題が見えます。

５．働く女性の60年－21世紀を迎えて
戦後から、働く女性の60年で何が変わり、何が変わらなかったのか。
21世紀を迎えて、今、何が必要なのかを検証します。

企画・製作・著作：大阪府／財団法人大阪府男女共同参画推進財団
制作：ドーン・ビデオメイト／２００５年／５３分／日本語版
販売価格：5,000円（税込み・送料別）