9.11（同時多発テロ）後、「イスラム世界」への怒りをあらわしたアメリカ社会。国内のイスラム系アメリカ人は、偏見による深刻な差別にさらされ始めた。その様は、真珠湾攻撃後、日系アメリカ人に向けられた差別と重なる。（アメリカ／２００４年／25分／字幕：日本語）

日系・イスラム系双方のアメリカ人コミュニティは団結し立ち上がった。同じ過ちを繰り返さないために、日系アメリカ人が戦時下、高速された強制収容所への巡礼の旅に出る。

偏見と差別に満ちた社会で、マイノリティがつながりあい、自らの権利を求めて立ち上がる。

このドキュメンタリーは、日系とイスラム恭の人々が人権を主張するために立ち上がった記録である。

元日系拘留者　ユリ・コウチヤマは語る

「戦争で真っ先に犠牲になるのは”真実だ”と」

ユキヤは伝える

「僕が選ぶもの　それは無条件の愛」

『千羽鶴』を

「この国に限らず戦禍を被る世界中の人々の人権と平和への祈りを込めて」贈る。

私たちは歴史を忘れてはならない。同じ過ちを繰り返してはならない。

立ち上がって行動することが、生きるということだと。

キング牧師の言葉「最後の刻に思い起こすのは、敵の言葉ではなく、友の沈黙だろう」